当マンション「イニシア千住曙町」の構造は、2mを超えるハイサッシ、二重床・二重天井、約230mmのスラブ厚など、住居の質を見えないところで支えてくれる構造をしっかりと備えています。
建物の損傷を防ぐ制振デバイス
建物の安全性を高める抗基礎工法

建物の安全性・安定性を高めるために、綿密な地盤調査を実施。地下約50mの堅牢な支持地盤に達するまで直径最大2.5mの場所打ち鉄筋コンクリート杭を合計110本打ち込み、さらに上部に鋼管を巻いて曲げ、耐力および、せん断力を高めることで、強固な基礎構造を実現しています(一部除く) 。
万一に備えた液状化対策
液状化対策として場所打ちコンクリート杭を採用。杭の頭部に鋼管を付加することで、耐震性・耐久性を高めています。(一部除く)
100年の耐久性を目指した強度の高いコンクリートを使用

耐久性・耐震性を高めるために、最大54N/m²(1m²あたり約5,400tの重量に耐える強さ)の高強度コンクリートを採用。約100年間にわたり、大規模な補修を必要とすることなく、鉄筋の腐食やコンクリートの重大な劣化が生じないことが期待できる耐久設計基準強度を備えています(杭部分を除く)。
引っ張り力に強い高強度鉄筋

通常の鉄筋よりも1.4倍の強度をもつ最大直径約41mmの高強度鉄筋を一部に使用。地震により発生する引っ張り力に強く、建物の強度と耐久性を高めます。
高品質を確保するためのQIT活動
建設現場における品質管理体制をさらに強化するため、独自のQIT(Quality Inspection Try)活動が実施されました。専属の品質管理専門の実査員(インスペクター)が、実際の現場確認を経て体系的に品質管理を行います。
実査員は、経験豊富な一級建築士・施工管理技師で構成。その対象は、設計図の段階で品質面の確認を行うことに始まり、着工直後の杭の施工時から引き渡しする直前の竣工時まで広範囲。特に、建物完成後では直すことが難しいコンクリート躯体部分や、内装仕上げ後には隠れてしまう部分を重点的にチェックすることで、安心して永住していただける住まいとしています。

国土交通大臣による認定書を取得

高さ60mを超える高層棟は、財団法人日本建築センターの超高層建築物構造審査委員会で構造性能評価を受けています。その結果、耐力上支障がないと認められ、国土交通大臣から認定書を取得しています。
住宅性能評価書の取得
住宅性能表示制度は、平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいて創設されたもの。住宅の性能が客観的に評価されることで、建物の信頼性の裏づけとなります。「イニシア千住曙町」は、国が定める第三者機関により、「設計住宅性能評価書」を取得。さらに建物竣工後には「建設住宅性能評価書」も取得しました。
安心を高め、潤いを深めるスーパー堤防

東京都では、隅田川をはじめとする主要5河川について、洪水に対する安全性の向上とともに潤いのある水辺の再生を図るために、スーパー堤防の整備を推進。
その一環として、「イニシア千住曙町」の南面にもスーパー堤防が整備されています。
東京都建物環境計画書のマンション環境評価を取得

東京都マンション環境性能表示制度において、4項目中3項目で最高水準を達成する予定。単に省エネルギー性を追求するだけでなく、人・地域・地球という大きな視野で、地球と共存するやさしい住まいを実現します。